学生時代の友達に会うと、「昔はとんがってたね」と言われます…。

さぞなまいきな女子大生だったんでしょう。

田舎から東京にでてきたせいもあり、田舎者だとバレないようにしなきゃ、バカにされないようにしなくちゃ、というのがありましたからね。

 

ライター業を始めてからは、インタビューの相手はみんな年上です。なめられないようにしなきゃ、無知がばれないようにしなきゃと思っていました。

当然、ニコニコする余裕はありません。知的な顔をしなきゃと思っていたのです。

 

ところが今は、「楽しそう」だといわれます。電車の中で本を読んでいたら、「あなたみたいに楽しそうに本を読んでいる人を初めてみた」と言われたことがあります。

なぜそう見えるのかというと、口角を上げるのが私のノーマルポジションになっているからだと思われます。

 

普通、何も考えていないとき、多くの人の口角は下がっています。本人にとっては無表情のつもりでも、「怒っているように」見えてしまうことがあります。

私が口角を上げるようになったのは、加齢とともに頬の肉が下がるのを防ぐためなんですけど、結果として楽しそうな雰囲気に見えているわけですね。

 

人から話を聴く時、大事なのは「安心感を与えること」だと私は思います。

「この人には安心して話せる」と思ってもらわないと、相手は心を開いてくれないからです。

それには聴く側の表情が大事です。

常に口角を上げて、微笑むことでその場が和みます。大人になってこれができるようになりました。

 

人間の気持ちは、表情を変えると変わるんだそうです。

口角を上げていると、なんとなく楽しい気分になりますよ。これは私だけの話ではありません。ぜひお試しください。